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八代地域リハビリテーション広域支援センター
熊本労災病院

 

施設名 独立行政法人労働者健康安全機構 熊本労災病院
住 所 〒866-8533 熊本県八代市竹原町1670
電話番号 0965-33-4151(代表)
FAX番号 0965-33-8823(地域リハ広域支援センター総務)
ホームページアドレス http://kumamotoh.johas.go.jp/
メールアドレス rihasien@trust.ocn.ne.jp
担当者名 藤本 哲也(作業療法士)

 



労働者健康福祉機構 熊本労災病院は、八代市の東北部の閑静な郊外に位置し、病床数410床、17診療科を有する総合病院です。
当院は県南における中核的医療センターとして、労災 医療はもとより、広く勤労者医療を基本とし、地域医療 の責任を果たすべく常に安定した高度の医療を提供する ことを目指して、地域住民の皆様の健康増進に努めてい ます。

<スタッフ>
リハビリテーション科スタッフは、専任医師2人、理学療法士9人、作業療法士4人、言語聴覚士3人、助手 2人です。

 



 

八代地域リハビリテーション広域支援センター

令和4年度活動報告

  

〇当センタースタッフ数(27名)

職種

人数

職種

人数

医師

1名

作業療法士

6名

理学療法士

16名

言語聴覚士

4名

 

〇取り組み内容

1.地域リハビリテーションの効果的な支援

(1)研修会開催:年2回開催

①「令和4年度 第1回地域リハ従事者研修会」

日 時:令和4年11月18日(金)14:00~16:00

場 所:八代保健所またはWEB

参加者:市町村、地域包括支援センター、事業所職員等 43名

内 容:令和4年度(2022年度)

    熊本県県南広域本部管内地域包括ケア推進市町村支援事業(第2回)

    認知症対策推進に係る研修会「コロナ禍における認知症ケア」

講 師:元田 真一氏(作業療法士) 株式会社シンパクト ケアサポートメロン 代表

報告者:小田 千里氏 公益社団法人 認知症の人と家族の会 熊本県支部

 

(WEBによる研修会の様子)  

 

②「令和4年度 第2回地域リハ従事者研修会」

日 時:令和5年2月7日(火)15:30~17:00

方 法:WEB

参加者:市町村、地域包括支援センター、事業所職員等 40名

内 容:「科学的介護情報システム(LIFE)の導入意義と運用の実際」

    ~導入する?しない?導入を迷われている事業者向け研修~

講 師:金子 茂稔氏 株式会社 未来図Labo代表取締役 作業療法士

 

(WEBによる研修会の様子)

 

(2)相談支援

  ①相談対応:11件

   ・電 話: 0件

   ・来 所: 0件

   ・メール:11件

  ②出張相談回数:14回

   【支援内容】

    ・高次脳機能障害について

    ・運動療法について

    ・ADL(評価)について

    ・動作介助方法について

    ・リハビリ専門職とケアマネージャーの連携について

    ・摂食嚥下、口腔ケアについて

    ・機能訓練について

    ・リスク管理について

 

(3)関係団体・機関等との連絡会議(2回)

①「令和4年度 第1回八代地域リハビリテーション広域支援センター連絡会」

日 時:令和4年6月10日(月)13:00~14:00

場 所:八代市役所

参加者:市町村、地域包括支援センター、事業所職員等 10名

内 容:令和4年度事業計画、意見交換 等

②「令和4年度 第2回八代地域リハビリテーション広域支援センター連絡会」

日 時:令和5年3月29日(水)13:00~14:00

場 所:八代市役所

参加者:市町村、地域包括支援センター、事業所職員等 10名

内 容:令和4年度事業結果、意見交換

 

(4)リハビリテーション専門職の派遣調整:10回

   派遣回数 52回(延 52人:復興リハ活動を含む)

 

2.市町村の地域支援事業等への効果的な支援

  ①通いの場への派遣

  ②地域ケア会議等への派遣

 

3.その他、地域リハビリテーションの推進に必要な業務

  ・地域リハビリテーション推進会議への出席

  ・熊本県地域リハビリテーション支援センター主催の研修会等への参加

  ・地域振興局や八代市の担当者と打ち合わせや情報交換の実施

  ・八代市町・各介護保険事業所等の協力による「運動器機能評価」データ提出

  ・八代元気支援会議への出席

  ・復興リハビリテーション活動への協力

  ・研修会案内および活動報告

  ・リハビリテーション関連資料などの更新掲載

 

○地域密着リハビリテーションセンターの紹介

 【指定施設】

  ・八代市医師会立病院

  ・八代北部地域医療センター

  ・熊本総合病院

  ・峯苫医院

  ・介護老人保健施設 アメニティゆうりん

  ・介護老人保健施設 八祥苑

  ・介護老人保健施設 向春苑

 

 【活動内容】

  ・地域ケア会議への出席

  ・通いの場(サロン等を含む)への派遣

  ・介護予防事業対象者の運動機能評価、個別指導の実施

  ・個人宅への派遣

 

【包括支援センターの連携】

 八代圏域では、地域包括支援センターと地域密着リハセンターが連携を図る目的として、

地域ごとに分けて活動を行っている。

地域包括支援センター

地域密着リハビリテーションセンター

氷川町地域包括支援センター

八代北部地域医療センター

介護老人保健施設 八祥苑

八代市第1地域包括支援センター(ふるさと)

八代北部地域医療センター

介護老人保健施設 八祥苑

八代市第2地域包括支援センター(やまびこ)

熊本労災病院

八代市第3地域包括支援センター(だいち)

介護老人保健施設 アメニティゆうりん

八代市第4地域包括支援センター(しおかぜ)

熊本総合病院

八代市第5地域包括支援センター(くまがわ)

八代市医師会立病院

介護老人保健施設 向春苑

八代市第6地域包括支援センター(おれんじ)

峯苫医院

 

 

○令和2年度熊本豪雨(坂本町)復興リハビリ活動への派遣

 【活動協力施設】

 ・桜十字八代リハビリテーション病院

 ・八代敬仁病院

 ・介護老人保健施設 かがみ苑

 ・地域密着リハビリテーションセンター

 【活動内容】

 ・仮設団地および被災地域の支援 等

 

4.振り返り

 コロナ禍、対面での支援活動が難しい現状が継続している中、WEB(ICTリテラシー)を活動の軸として事業計画を遂行した。

 研修会および出張相談は、概ねWEB上での実施となりましたが、WEBの特性を活かして柔軟な対応が行えたと考えています。研修会では、八代圏域(県南圏域)以外からの参加が得られました。出張相談は、相談者および対応者の時間調整が円滑に行え、移動時間等の削減が図れ、有効な時間活用が行えました。WEB上では実技指導の伝わりにくさはありましたが、動画を共有することで、情報伝達の促進を図りました。

 令和2年7月熊本豪雨(坂本町)の復興リハ活動では、八代市郡の施設より活動協力を頂きました。八代市が行ったニーズ調査結果に基づいて、4会場への活動支援を行う予定で調整していましたが、コロナ禍の影響により2会場での活動実施となりました。12回/年実施しています。

 県内広域管内の3地域リハ広域支援センターでは、3回/年意見交換会を開催しています。3地域リハ広域支援センターの活動状況を共有することで、自地域の活動に活かすことが出来ています。