熊本地域リハビリテーション広域支援センター
江南病院

当院は昭和26年設立で、理念として、 患者さまに「迅速」「正確」に対応し、「人間愛」をこめた医療をモットーとしています。病床数は198床（一般63床、 地域包括40床　療養40床、回復期4０床、結核1５床）でケアーミックス型の病院です。リハビリテーション科スタッフは、理学療法士　30名、作業療法士　２５名、言語聴覚士　９名、歯科衛生士　２名となっています。運動器疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、心大血管疾患、がんリハビリテーション等　あらゆる疾患に対応しています。また、併設の介護老人施設「フォレスト熊本」では、通所リハビリテーション、訪問リハ、訪問看護、訪問介護等を実践しており、地域における医療、福祉、保健の連携を進めています。

　今年度よりの指定でありますので、より積極的に熊本県の地域リハ　ビリテーション支援の取り組みを進めていきたいと思います。

○当センタースタッフ数：６名

○取り組み内容

1．地域リハビリテーションの効果的な支援

（１）研修会開催：年２回開催

（２）相談支援：１３件

　　①相談対応　　

（１）電　話：　２件

　　（２）来　所：　０件

（３）メール：　０件

②出張相談回数：１１回

相談内容内訳

　・今後の地域連携・地域リハ活動に関する相談

　・サロンなど集いの場についての相談

　・体力測定・体操指導に関する相談

（３）関係団体・機関等との連絡会議：２回

（４）リハビリテーション専門職の派遣調整：３３回

　・広域支援センター職員派遣　　　　　　　　　：２１回　延べ２７名

　　・地域密着リハビリテーションセンター職員派遣：１２回　延べ２４名

＊主に熊本市の介護予防事業である

「くまもと元気くらぶ」に対しての派遣調整実施

　＊体力測定の様子

２．市町村の地域支援事業等への効果的な支援

　　①通いの場への派遣　　　：　９回　延べ　９名

　　②地域ケア会議等への派遣：１６回　延べ２８名

　　　　　　地区サロンにて体操指導　　　　　　　　　　　　地区サロンにて認知症予防

３.その他、地域リハビリテーションの推進に必要な業務
　小学校の総合事業　高齢者・片麻痺患者疑似体験/車椅子操作のレクチャー

４.中央区地域密着リハビリテーションセンターの紹介

　中央区の地域密着リハセンターは全部で１４施設登録されており、広域リハセンターや区役所、包括支援センターと連携し

熊本市中央区内の介護予防事業「くまもと元気くらぶ」の活動支援やリハビリテーション専門職派遣事業への派遣、

地域の通いの場における活動、地域ケア会議のアドバイザーなどに専門職を派遣されている。

　中央区の地域密着リハセンターである十善病院では通いの場における運動器絹評価を通してコロナ前後の違いを追跡調査し、

広域支援センター主催の研修会にてサロンの重要性と定期的な運動器機能評価の必要性を発表していただいた。

　その他各施設においても広域リハセンター主催の連絡会や、対面での意見交換会、研修会にご参加いただき、運営面でも

協力を得られている。

・中央区地域密着リハビリテーションセンターの一覧