2.DM熊友パスの内容
- 本パスの連携ツールとして、自己管理チェック表などがある表紙と、検査結果などを書き込む糖尿病協会発行の糖尿病連携手帳、これらをひとまとめに収納するビニールカバーがセットとなった「DM熊友パス」(図1)を使用します。ビニールカバーには、必要に応じて診察券や保険証、診療情報提供書や健診データ、健康手帳、お薬手帳、歯周疾患チェック表等を挟み込み、ひとまとめにしておくことができます。
- DM熊友パスは患者が保持し、連携医や専門医療機関、眼科医あるいは歯科受診時に呈示することとします。
- 診察前の待ち合いの間に、患者は「表紙」の裏の自己管理チェック表(図2)に記載し、診察時に医療スタッフからの指導に役立てることができます。
- 検査結果や指導内容は糖尿病連携手帳(図3)に記載していきます(図4)。また、「表紙」の裏の「関係機関関係貨車記載用」(図5)にも記入可能です。
- 患者様の状態により、「連携医」あるいは専門医療機関の判断にて適宜眼科及び歯科受診を進めます。
- 連携医から専門医療機関へ、または専門医療機関から連携医へ受診する場合(原則的には6ヶ月ごと)、連携パスに診療情報提供書を付け加えることができます(糖尿病対策推進会議の診療情報提供書を使用しても結構です)。その際、パスに書ききれない検査結果(心電図のコピーや画像検査の所見など)などを適宜添付します。
- 在宅自己注射指導管理料加算、血糖自己測定指導加算などは、二重算定を避けるために、インスリンや注射針、自己血糖測定器具などの処方を行った医療機関にて行います。原則「連携医」が行うこととしますが、各医療機関にて調整を行っていただきます。
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