1.パスの概要
DM熊友パスの特徴は、「循環型パス」であるということです。脳卒中パスや大腿骨頚部骨折パスのように、急性期医療機関からリハビリ医療機関への一方向のパスではなく、「連携医」と専門医療機関を交互に受診していくパスであるということです。
残念ながら糖尿病は現代の医療レベルでは完治させることはできませんので、このパスは基本的には糖尿病診療を続けていく間ずっと継続されるということになります。
「連携医」には2週間から1ケ月に一度受診していただき、経過フオローや投薬を受けていただきます。専門医療機開には半年(あるいは1年)に一度受診していただき/慢性合併症の検査や栄養指導などを受けていただきます。
このサイクルを繰り返していただくことにより、より的確な、かつ患者様にも
利便性が高い糖尿病診療の実現を目指しています。

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