熊本県訪問看護ステーション連絡協議会
  
各ブロックの活動紹介
荒尾・玉名・山鹿ブロック

〈コロナ禍における一年間の活動〉

今年度の活動はコロナ禍中にて3か月に一回のブロック会議は行えず電話連絡やFAXにて連絡事項は伝達を行っていた。 R2年12月17日に今年度、初めて集まりを密を避ける為玉名郡市医師会訪問看護ステーションの広い会場で行った。 内容に付きましては ① 管理者交代ステーションよりご挨拶 玉名軍師医師会訪問看護ステーション    (管理者交代) 公立玉名中央病院訪問看護ステーション    (移転・名称変更・管理者交代) ② 新規ステーションの紹介とご挨拶 ・訪問看護ステーションこころ ・在宅看護センターゆう 玉名 ③ 各ステーションよりコロナ感染予防対策の取り  組みについて ・県外移動の利用者様は抗原検査を自費にて実施。 ・マスク使用のない利用者には訪問看護師が フェイスシールド着用にて対応すること。  ・非接触性体温計の使用  ・発熱のある利用者にはディスポガウン使用。   ④ 次年度役員 ブロック長  荒尾介護システム訪問看護ステーション 島添 明美 訪問看護ステーション副長  訪問看護ステーションパンダ 櫻井 智美 災害委員(継続) 訪問看護ステーション大道 宮崎 由美子 広報教育委員(継続)  和水町立病院訪問看護ステーション 池田 瑠美 次年度目標 ・新規ステーションが多い為、年に1回は集まり  情報収集を行う。 ・先輩ステーションに新規のステーションが身近に電話・FAX等で相談しやすいようにする。 ・新しい法令改定に伴う、法令順守が行えるようにサポートセンターも含む環境を作る。 

 

 

荒尾・玉名・山鹿ブロックは17事業所が集まり、3か月に1度(4.7.10.1月の第3木曜日15時30~17時)に会議・勉強会・情報交換・委員会活動報告を行い情報共有しています。
7月は日々の業務に活かせるよう大塚製薬主催の勉強会を開き、商品を実際使用されている事業所の感想、意見を交わしたり、又毎回の会議でも現在の悩み、困難な事例を相談し、解決につながるよう色々なアドバイスを出し合って頂いている、笑いも交えながらの和やかな集まりの会ができています。
昨年の4月は活動資金を利用させて頂き、管理者の交流会を行いました。食事を囲み、仕事場という場所を離れた為か色々な話ができてとても良かった!!という声が多く聞かれました。
山鹿・玉名・荒尾はほぼ山に囲まれた地域の為、訪問から訪問の距離が遠く、訪問ルートを考えなければならない地域です。スタッフ一同利用者・ご家族の為に遠い距離を苦ともせず、毎日訪問を頑張っていきます。

阿蘇・菊池ブロック

 

〈コロナ禍における一年間の活動〉

菊池・阿蘇ブロックは、阿蘇・6ケ所、菊池・18ケ所です。 菊池は今年度より、2ケ所の新規ステーションの参加がありました。 小国郷、阿蘇谷、阿蘇の南郷谷、菊陽、菊池からの広範囲から集まり、全体会議のある、8月、3月を除く月の第三水曜日午後2時から5時まで光の森町民センターなどを利用して、情報交換、勉強会、困難事例の検討、また、コロナ禍での各事業所の対応や問題点など、情報の共有を図っています。しかし、今年はコロナの影響でZOOM会議も併用して行いました。 また、研修会や忘年会も開催出来ず、来年度は今年も顔の見える関係つくりのため、管理者会でみなさんと交流をしていきたいと思います。

 

 

菊池・阿蘇ブロックは、阿蘇・6ケ所、菊池・16ケ所です。
菊池は今年度より、3ケ所の新規ステーションの参加がありました。
小国郷、阿蘇谷、阿蘇の南郷谷、菊陽、菊池からの広範囲から集まり、全体会議のある、8月、3月を除く月の第三水曜日午後2時から5時まで大津の文化センターなどを利用して、情報交換、勉強会、困難事例の検討、研修会や会議の報告、災害委員、教育・広報委員からの活動報告など、情報の共有を図っています。
11月の研修会では、スタッフを含め40数名集まっていただき、大津署の生活安全課・交通課のそれぞれの担当の方のより、「高齢者を取り巻く現状」と題して、実際の被害など交えて、お話を伺うことが出来ました。
12月は、忘年会を兼ねての会を行い、忙しい中ではありましたが活発な意見交換が出来たと思います。
今年も顔の見える関係つくりのため、管理者会でみなさんと交流をしていきたいと思います。

熊本ブロック

 

〈コロナ禍における一年間の活動〉

2020年の年明けと共に、コロナウィルス感染が発生し、4月以降もコロナウィルス感染は拡大し続け、2020年度は、訪問看護ステーションも感染対策に翻弄され2年目の春を迎えました。
訪問看護ステーション管理者会は、年間4回の全体会議を行う予定でしたが、2020年度は感染がやや下火となった11月12日と2月18日の2回の階差となりました。参加者は区の代表及び役員のみのとし、組織体制の見直し、各区の活動状況の確認及び情報共有を行った。また、コロナ感染対策に関しては、4月にコロナに関するステーションの現状のアンケートをとり、熊本県訪問看護ステーション連絡協議会に報告し、アルコール、マスクや防護具等の支給につながった。各区の活動は、コロナ禍で前半は区内でも活動することは難しかったが、次第に連絡体制をライングループで行ったり、webで会議をする等、新しい取り組みがそれぞれ試行錯誤の中行われた。
また、7月には「令和2年7月豪雨災害」が発生し、熊本市ブロック活動費及び役員の募金や愛知や北海道を中心に県外からも支援物資を調達することができ木村会長はじめ県、熊本市役員で被災地に届けた。

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熊本市連絡協議会の加入は2020年1月現在、中央区(17)、東区(21)、西区(7)、南区(17)、北区(19)の合計81事業所で春よりさらに増加しました。
各区では定期的な情報交換会を行っており、親睦会やそれぞれの区でテーマを決めた勉強会などを実施しています。また熊本市全体では、年間4回管理者会議を開催しており、毎回約50名程の管理者が参加しています。各区の活動報告をはじめ、普段の業務での困りごと、お互いの悩みを相談し、情報共有できる事が活力となっています。
7月は熊本大学病院 腎臓内科の井上秀樹先生より「腹膜透析の特徴~地域連携と在宅看護の重要性~」について詳しく、わかりやすくご講義いただき、学びが深まりまた、腹膜透析の苦手意識が払拭される内容でした。また、11月は、株式会社eWeLLから「訪問看護記録システム iBow」についてのプレゼンテーションがあり、会議に合わせて依頼があれば20~30程度のプレゼンテーションも織り込んでいます。
2月は来期に向けての体制話し合い、更にパワーアップしていきたいと思います。
在宅医療を支える要となる訪問看護師は、熊本市全域で頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします。

宇城ブロック

〈コロナ禍における一年間の活動〉

上益城.宇城ブロックは上益城郡(11)下益城郡(1)宇城(8)の21ステーションが連絡協議会に参加しており、上益城郡は今年度より1ヶ所新規のステーションの参加がありました。質の高いケアの提供を目指して毎月第3水曜日15時半からアスバル富合で定例会議を行っています。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で会議場所の使用も中止となり、2回の実施で毎年楽しみにしている懇親会を兼ねた定例会も開かれず残念でした。2回の定例会では新しく加入されたステーションの紹介と挨拶、ペアステーションの確認、8月に県管理者代表会にWEB参加した時の報告、コロナ禍の中での訪問看護の実態等の情報共有や意見交換を行い、久しぶりに会って時間が足りない位でした。ブロック内では、グループLINEを活用し会議案内、出席の有無等連絡を受けています。日々の業務で困った事や確認したい事などLINE上で質問し、解決出来る事もあり、協力しながら便利に活用しています。県連絡協議会には登録されていて当ブロックに所属されていないステーションの管理者の方、参加をお待ちしています。是非、参加して下さい。とても勉強になります、お待ちしています!

 

 

宇城ブロックは、上益城郡(13)下益城郡( 1)宇城(10)の24ステーションが連絡協議会に参加し日々、質の高いケアの提供をめざしています。年に2回ある県の全体会議以外、毎月第3水曜日に、15時半からアスパル冨合で定例会議を行っています。
4月の会議はブロック内の管轄の市町村に訪問看護情報提供療養費1の承諾状況を報告し確認しあいました。その他は、困難事例の対処方など意見交換会や情報交換等を行っています。
10月は従事者研修の担当ブロックとなり、準備等ブロック一丸となり取り組みました。
10月5日在宅ケア推進ファーラム事例提供をきらりの小田原美和さんが行っています。
11月にサポートセンターと各市町村との合同会議をおこないました。
毎年12月の定例会は忘年懇親会を兼ねて食事会を行っています。
今年も多くの参加者があり、楽しくストレス解消を行いました。

ブロック内で、現在グループLineを活用し会議案内、出席の有無等連絡を受けています。
会議を待たずに、困った事や確認したい事などLine上で質問をして解決できることもあり、便利に活用しています。

 

 

天草ブロック

 

〈コロナ禍における一年間の活動〉

お世話になります。天草ブロックR02ブロック長、Cruto大矢野 濵﨑奈津子です。
天草ブロックは天草市に11ステーション、上天草市に2ステーションが連絡協議会に参加しています。
R02はコロナ禍の中、感染対策を取り天草市高齢者支援課依頼で「訪問看護とは」との演題での講演を9月と11月に行いました。
そして、11月には保健所、サポートセンターの紹介を含め全ステーションとの連携会議を開催しました。
今後必要とされるWeb会議も2月に行い、各ステーションの感染症対策や対応、現在の情報共有を行いました。
これからも多職種との連携を図り、天草の在宅療養生活支援に努めて行きます。

 

 

天草ブロックは天草市に11ステーション、上天草市に2ステーションが連絡協議会に参加しています。中山間地域もあり広範囲において、13ステーションが質の高いケアの提供を目指して日々訪問を行っています。
年に4、5回の管理者会を開催して各ステーションの近況報告、情報交換や、ケアマネ、薬剤師会とも連携して他職種合同研修会を行っています。
今年は、地元の葬儀社へ依頼し、「看取りケアのその後」という題目で講演を行いました。
災害シュミレーションでは、ペアステーションの連携もスムーズに行え協力体制の強化に努めています。
これからも地域活動への参加を含めて、天草の在宅療養生活支援に努めていきます。

 

 

八代・芦北・水俣ブロック

 

〈コロナ禍における一年間の活動〉

・今年度はコロナ禍における緊急事態宣言中に活動に入ったためこれまでのように偶数月に八代・芦北・水俣の3地域合同、奇数月に八代・芦北と水俣に別れての会議を開催する事ができない状況でした。また、7月には豪雨災害もあり被災したステーションもありました。被害のなかったステーションに呼びかけを行ない支援物資を集めて、看護協会や連絡協議会からの支援物資と共に届けさせていただきました。(写真①)                                                       

・その後もコロナ感染拡大防止に努める観点から会議の開催がなかなかできない状況が続きました。そうした中でも、八代市医師会の地域在宅医療サポートセンター事業の一環として[医療法人フロネシス まつもと在宅クリニックの松本武敏院長と浪床智恵美看護部長]の講演に参加することができました。利用者様に安心してサービスを利用していただくために地域の特性に応じた在宅医療体制を充実させる必要がありそこには訪問看護の存在が重要かつ必須であるとのお話を聞きました。訪問看護に携わる者として誇らしい部分と重大な責任があることを改めて感じる機会となりました。 

・なかなか開催できなかった会議も2/19にラインミーティングを活用して実施することができました。(写真②) 従来より少ない参加数でしたがいつもと違う環境に戸惑いながらも多様の意見の出し合い様々な検討を行うことができました。今後は集まっての会議やリモート会議、双方にいつでも対応できる体制つくりも行なっていかないければ…と考えているところです。

 

八代・芦北・水俣ブロックでは偶数月に八代・芦北・水俣の3地域合同で、奇数月に八代・芦北と水俣に別れ会議を開催しています。定期の会議では連絡協議会の各委員会からの報告や各ステーションの近況報告、情報交換、研修会などを行っています。今年度は10月に特定医療法人 萬生会の看護局長・教育研修センター長の開田ひとみ氏による「訪問看護ステーションにおけるラダー教育の必要性と方向性」、2月には七浦てらさきクリニックより佐生幸一先生による「在宅医療における排泄ケアについて」それぞれ講義をしていただきました。その中で、多くのステーションが抱えている人材不足を解決するために各ステーションが取り組むべき事や地域が共同して取り組むべき課題、在宅生活の中での排泄に関する悩みなどの解決への糸口につながる助言などがあり、多くの事を学び、気付く事ができる有意義な時間を過ごす事ができました。               
また、10月の研修会後には食事会と八代全国花火大会を鑑賞したり、1月の会議の後には新年会も兼ねて食事会をして親睦を深めました。

人吉ブロック

 

〈コロナ禍における一年間の活動〉

平年であれば、人吉球磨ブロックでは、毎月の訪問看護ステーション連絡会議や
研修会・忘年会。他職種連携としては、人吉球磨医療介護連携推進会・看取り症例の発表・研修会・地域包括ケア会議など。在宅療養に係る職種が交流する多くの機会がありました。今年はコロナ感染症により、そういった多くの機会が失われました。
コロナ感染症の影響で病院・施設での面会ができないため「自宅で過ごしたい。」「過ごさせたい。」という方も多く自宅での療養支援を行ったり。
水害では利用者の方の安否確認や「訪問看護を途切れさせない。」という思いでがむしゃらに頑張られていた姿を思いだします。また、県の連絡協議会の方々より沢山の支援物資や励ましの言葉など直接届けて下さり支えていただきました。
振り返ると会議等の機会は減少しましたが、在宅療養支援の現場では連携は保たれていて「今までの繋がりの成果」だと思います。
水害からの復興・コロナが終息するまでの課題はたくさん残っていますが、安心して暮らせる在宅療養のため訪問看護で一翼を担っていきたいと思います。
 

 

 

人吉球磨ブロックは、再開や新規事業所の開設あり、16ステーション
で活動しています。毎月1回管理者会議を開催して、連絡協議会からの伝達事項や各委員からの活動報告、各ステーションからの事例検討や情報交換などを行っています。また、在宅医療介護連携推進協議会の各部会のメンバーからの活動報告もあります。今年度は管理者交代もあり、8月には管理者の送別会、12月には恒例の忘年会を行い、人吉球磨の結束を深めたところです。
10月には第11回看取り事例報告会にステーションから2例の事例発表を行い、訪問看護のPRに繋げています。
1月にはキッセイ薬品主催で、球磨郡多良木公立病院の泌尿器科 松下真治先生による講演会を開催し、大変役立つ内容を分かりやすく説明していただきました。今後も人吉球磨団結して、地域に根差した活動を行っていきたいと思います。

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